索引を活用しよう(滝田)
こんにちは。WEBライター&テクニカルライターの滝田です。
ユーザーのワクワク感をそいではならない。
これが、私たちテクニカルライターの使命であり、
頭を使うべき部分だと思っています。
そのためには、
知りたい情報をユーザーがスムーズに見つけられるように配慮する
というのも大事。
先日、ハイビジョン画質の動画も撮れるという
デジタルカメラが届きました。
嬉々として箱をあけ、さっそく録画してみる前に
1回の充電で録画できる時間を調べようと
取扱説明書を開いたのですが、
見つからない…
一向に見つからない…
索引もついていない…
…まぁ、いいか。後にしよう。
そっと箱に本体をしまいました。
この取扱説明書の目次をよく見ると、
「撮影に便利な機能を使う」
「再生に便利な機能を使う」
「カメラの設定を変える」
など、目的別になっていました。
私が探していた「録画時間」は、製品の「便利な機能」というわけではなかったので、
どう探してよいかがわかりづらかったのです。
もちろん、目次に記載できる情報は限られているので、
その場合は索引でカバーしてみるのはいかがでしょうか。
紙面に余裕があれば、索引も機能別索引や50音順索引など、
複数を用意できると探しやすくてより便利ですね。
製本できるページ数に調整するために、このデジタルカメラの取扱説明書には
巻末に3ページ分の白紙が入っていました。
白紙にしておくならば、ここに索引をいれればよかったのにー
などと、ついつい思ってしまいました。