マニュアルの読まれ方が変わってきた(白藤)
お久しぶりです。ライターの白藤です。
前回の更新から、一ヶ月以上空いてしまいました。
こちらのブログの更新は、ゆっくりペースになるかもしれません。
さて、マニュアルの読まれ方が変わってきたという
話を聞いたことがありますか?
私は、テクニカルコミュニケーション協会が
主催しているTCシンポジウムで知りました。
紙媒体で提供するマニュアルは、
一般の書籍と同じように、一章から順に読まれることを
想定して目次立てをしています。
ですが、
インターネットが普及して、
電子媒体で情報を読むことが一般的になったいま、
紙マニュアルにも、電子媒体のような構成が求められているとか。
どういうことかといいますと、
インターネットで情報を得るときは、
ウィキペディアのように、
リンクをたどって、興味のある情報を探していきます。
この場合、そのページ(画面)に書かれている
情報をすべて読んでいると限らないのです。
興味があれば、そのリンクをクリックして、
別のページに飛ぶのです。
そして、体系だった情報を知りたいというよりも、
興味のある情報を断片的に知って、満足している人も
多いとか。
そのように紙マニュアルを利用する人も増えてきているので、マニュアルの構成も工夫が必要だということです。
つまり、
順番に読んでいることを想定するのではなく、
どこから読んでも、理解できて、
操作ができるようにする
工夫が必要だということなのです。
インターネットは、
本の読まれ方にも、じわじわと影響を与えているのですね。
Webライター&テクニカルライターの部屋 再び (白藤)
みなさま、お久しぶりです。白藤です。
「テクニカルライターの部屋」ブログを担当し、
弊社のマニュアル事業を支えてくれていた滝田が退職して半月になりました。
半月の間、マニュアル事業の見直しを続けておりました。
マニュアル事業から撤退もふっと頭をよぎったのですが、
スタッフの意見、外部の方のアドバイスなどを聞いて、
「マニュアル制作を続けていくべき」
という結論に達しました。
このブログも「Webライター&テクニカルライターの部屋3」として、
再々出発いたします!
Webサイトの普及により、マニュアルの読まれ方もWebサイトに似てきたと
言われています。
それに伴い、マニュアル制作手法も変わってきています。
このブログでは、そんなマニュアル制作事情も書いていきたいと思います。
また、なぜかマニュアルを執筆しなければならなくなった
悩める技術者の方々にも役立てていただけるような
マニュアルの作り方のTipsをご紹介いたします。
ついこの間、感謝とともに「テクニカルライターの部屋」のブログ担当から
外れたわけですが、また戻ってきました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
ごあいさつ(滝田)
ご無沙汰しております。
メディアリュウム・WEBサクセスの滝田です。
この度、一身上の都合により、9月30日を持ちまして
退職させていただくことなりました。
2007年の入社以来、多くの方々のご指導をいただきながら、
業務を進めることができました。
お世話になったお客様、また、大変多くをご指導くださった
上司および先輩の皆様に、
この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
本日が最終出勤日なのですが、
身の回りの整理をしていると、この数年は実にぎっりしと
中身の詰まった年月だったと思います。
ここで得たひとつひとつの体験を、
今後の人生にかならず活かしていきたいと、
今、決意を新たにしています。
末尾になりましたが、
このブログをご覧のみなさまの
発展と益々のご活躍をお祈り申し上げます。
また、今後とも、メディアリュウム・WEBサクセスを
お引き立てくださいますよう、
どうぞ、よろしくお願いいたします。
皮膚科の先生から学ぶ、思いを汲み取る力
こんにちは。テクニカルライター&WEBライターの滝田千寿美です。
私はもともと皮膚が弱いタイプで、幼い頃から頻繁に皮膚科のお世話になっていました。
実家暮らしだった頃に通っていた皮膚科の先生は、
確か、40代くらいの男性の先生。
看護婦さんが事前に私にヒアリングしていた情報を確認していたのか、
いつも診察室に入るやいなや、
ちずみちゃ〜ん、大丈夫、きれいになるよぉ〜〜〜
と、声をかけてくださっていました。
若かりし頃は、失礼にも
「この先生、圧倒される、、、」と感じていたのですが、
今思えば、先生のこの対応は正しかったと思うのです。
患者と医者が顔を合わせるとき、
両者の関係は、「問題を抱える者」と「問題を解決する者」になります。
「問題を抱える者(=患者)」は、自分の体に起きている変化を不安に思い、
状況を改善させたいと思っています。
それに対して「問題を解決する者(=医者)」は、
この患者が抱えている「問題」とは、いったいどのような事態なのか、
自分の知識と経験に照らし合わせて理解しようとするでしょう。
そのとき、その患者が抱えている「問題」の程度が低ければ、
「大丈夫、それくらい、たいしたことないよ」と、
ついつい口にしてしまいがちだと思うのです。
患者の立場としては、
いよいよ我慢ができなくなって病院まで足を運んだのですから、
それを「それくらい、たいしたことない」と言われてしまうと
自分の深刻さを理解してもらえていないような、
不安な気持ちになります。
私は今でもよく、あぁ、もう薬だけ受け取って早く帰ろう・・・という気持ちになります・・・
・・・と同時に、
問題を抱える者の気持ちを汲み取り、
何を求めているか理解し、
まず不安を取り除く
というこの一連の対応は、どのような仕事であっても
常に必要とされる姿勢なのではないか、などとも思います。
互いの知識の程度が違うと、
どうしても自分の尺度で意見してしまいがち。
そこを、
- 目の前にいる方は、何を求めているのか?
- どのような言葉で接すれば、納得してもらえるのか?
- 伝える手段は、何が最適か?
など、状況に応じた対応ができるかどうか。
私を診てくださっていた皮膚科の先生は、
そうした対応が身に染み付いていた方だったのではないかと、
いま改めて思い返します。
「大丈夫、きれいになるよ!」と、
真っ先にこちらの不安を取り除くような言葉をかけてくださっていたことに、
いまさらながら有難い気持ちがわいてくるのでした。
先生、ありがとう!
日めくりアート2011 in Hokkaido 作品大募集!
365人のアーティストで作る、日めくりカレンダー。
今年も募集を開始しています!
365日の1日に、あなたの作品を掲載してみませんか?
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◆日めくりアート in Hokkaido とは…??
北海道内を拠点に活動されている、または北海道にゆかりのある
アーティストの作品を365点集めて、
日めくりカレンダーを作ろう!というプロジェクトです。
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北海道に関わるデザイナー、アーチスト、イラストレーター、写真家さんなどを
紹介することが、当プロジェクトの目的。
365人のアーティストの手になる365枚の作品たちが
日めくりカレンダーのかたちになると、
まさに圧巻です。
個々の作品が集まって、ひとつの大きなアートになっています。
それも、カレンダーとして利用できる実用アートだというところが
よいですよね。
1日が終わった後も、ずっと飾っておきたい。
そんな日めくりカレンダーです。
我こそは!と思った方も、どうしようかなーと迷っておられる方も、
どうぞご応募ください。
テーマは自由、プロ・アマなど一切不問です。
今年の締め切りは、8月31日となっています。
夏休みの自由研究ではないですが、
今年の夏は、2011年の日めくりアート用作品作りに
挑戦してみてはいかがでしょう??
地元を盛り上げる、鉄人(滝田)
先週末は社員旅行に出かけていました。
今年の行き先は、室蘭。
室蘭といえば、
最近では室蘭やきとり・カレーラーメンなどの
ご当地メニューでも有名のようですが、
古くから「鉄の街」として知られていますよね。
そんな、北海道を代表する重化学都市・室蘭の真の有名人は「ボルタ」です。
ボルタとは、室蘭市内のまちづくり団体「てつのまちぷろじぇくと」が
2005年12月から製作しているボルト人形のこと。
NHKの朝のニュースでも取り上げられたことがあるので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
私もチャンスがあれば手に入れたい!とひそかに願っていたのですが、
ついに道の駅で出会うことができました。
即、購入したのがこちら。
↓↓↓
ボルトやナットをハンダで溶接して作ってあるのですが、
なんとも表情豊かで味がありますよね。。。
このほかにも、バラエティ豊かなボルタがあるそうです。
こういった町興しのキャラクターは、
その土地に住む人々のパワーが込められているようで、
見ていると元気になりますね!
今度はボルタ作り体験に挑戦したいです〜
寝ても覚めても、マニュアル制作?
こんにちは。テクニカルライター&WEBライターの滝田です。
今年の夏も、ありがたいことに、マニュアル制作のお仕事をたくさんいただきました。
ありがとうございます!
知らず知らずのうちに、私の脳内は、
寝ても覚めてもマニュアル制作になっている様子。
その証拠(!?)に、毎年この時期、おかしな寝言を連発しています。
そして毎年、その様子を夫が携帯の動画で撮影して、
翌日見せてくれます…
本日の動画に記録されていたのが、こちらの会話↓
私「…それでね、デフォルトセットにしてね…Ctrを押して…」
(ひとりでしゃべり続けている)
夫「ねぇねぇ、デフォルトセットって何!?」
私「マック(Macintosh)でね…
マックに標準で搭載されている機能でね…
ツールバーに表示されるボタンのデフォルトがあるの…
そのことなの……」
夫「それで、CTRって何!?」
私「…………(消えていく)」
※ おそらく最後は「コントロールキー(Ctrl)」のことを言っていたのだと思うのですが。
たしか昨年は、商品名と製品の新たな機能名を連呼していたのですが、
今年は「デフォルトセット」ですか...
Macintoshでは、Finderなどに表示されるツールバーのボタンやその並び順を
自分好みにカスタマイズできます。
ツールバーをカスタマイズするときの画面には、
初期状態で利用されているボタンが一式用意されていて、
それを「デフォルトセット」と呼んでいるのです。
ツールバーを初期状態に戻したいときには、
この「デフォルトセット」を設定してあげればよいのですが、、、
なぜ、これを寝言で?
一見会話が成立しているように見えて、
本人はまったく覚えがないのが怖いです。。。